自動車税を滞納するとどうなる?

自動車税を滞納するとどうなる?

車に乗っているなら自動車税を毎年払わなければなりません。毎年3万円から5万円ほどの金額を納めることになります。

 

煩わしい自動車税の支払いですが、滞納したままにしていると最終的に差し押さえになってしまいます。

 

自動車税の通知が届くのは5月上旬で、5月末か6月の頭が納付期限となっています。
8月ぐらいまでなら滞納しても大丈夫と言われることも多いのですが、法律上はもっと早い段階で差し押さえが可能になるため、油断はできません。

 

自治体の行う税金の取り立ては厳しいと言われていますが、自動車税も地方税になるため自治体の管轄になります。滞納したまま放置していると、想像以上に早く差し押さえが行われます。

 

 

自動車税を延滞するとどうなる?

自動車税の金額は車の排気量によって決まります。総排気量が1リットル以下の場合は29,500円、2リットル〜2.5リットルで45,000円となります。
納税通知書は5月の頭頃に届き、5月末が納付期限です。5月末日が休日の場合は、6月の頭が納付期限となります。

 

延滞してしまうと、まず支払える場所が減ります。
期限前であればコンビニなどでも支払えますが、納期限を過ぎてしまった場合、ゆうちょ銀行以外の金融機関、自動車税事務所、県税事務所の3箇所でのみ支払いができるようになります。

 

納期限を過ぎたあとは延滞金も発生します。延滞金額は条件によって異なりますが、年7.3%ほどになることが多いです。

 

延滞金はいくらになる?

自動車税の納付額が45,000円、延滞金は年7.3%、延滞期間が3ヶ月の場合、延滞金は以下のようになります。

 

45,000円×7.3%÷365日×90=810円

 

計算してみると意外と少ないと感じるかもしれません。
しかも、延滞金は1,000円以上にならなければ切り捨てになり、実際に延滞金を支払う必要があるのは1,000円を超えるまで延滞した場合だけです。
上の例で考えれば延滞が4ヶ月になるまで延滞しても延滞金は発生しません。

 

自動車税は納期限を過ぎても8月ぐらいまで大丈夫、とよく言われるのは延滞金が発生するまで猶予があることが理由なのかもしれません。

 

注意しておきたいのは、延滞金の割合は毎年変わる可能性があるということです。もっと税率が上がった場合、延滞金発生のタイミングがもっと早くなります。

 

 

延滞から差し押さえまでの流れ

1.5月に自動車税納付書が届く
2.5月末の納付期限を過ぎる
3.再度納付書が届く
4.また納付期限を過ぎる
5.差し押さえの通知
6.差し押さえ

 

 

口座と給与の差し押さえ

差し押さえの対象となるのは、給与・貯金・不動産・債権・電話加入権・自動車などです。

 

ただ、不動産や車などの差し押さえを行うのはコストがかかるため、基本的には口座と給与が対象となります。給与が差し押さえの対象となった場合、勤務先に差し押さえの旨が伝わることになります。

 

差し押さえが行われる場合でも、給与の大部分が持って行かれてしまうことはありません。差し押さえとなるのは最大でも給与の4分の1程度までです。

 

 

差し押さえはいつ行われる?

給与や預金の差し押さえはなんとしても避けたいところです。ギリギリ差し押さえにならずに済むボーダーラインはいつになるのでしょうか?

 

ルール上は1ヶ月を過ぎた時点で差し押さえが可能ですが、実行までにはいくつかの段階を踏む必要があります。手続きには2、3ヶ月必要になるため、最短でも実行は差し押さえ決定後2ヶ月後になります。

 

平成28年に静岡県が出した通知では、11月から翌2月までの間を自動車税滞納整理強化期間にするとされていました。また、岐阜県の場合は、9月から12月までの間を差し押さえ集中期間とするとしていました。
多少ずれはあるものの、自動車税の差し押さえが行われるのは9月ごろからとなるようです。

 

自動車税を延滞してもすぐ差し押さえとはならず、再度納付書が届いたのちの差し押さえとなります。その後差し押さえための手続きが始まるとなると、やはり8月には延滞を解消しておくのが良いでしょう。