闇金の金利はどのぐらい高いのか

闇金の金利はどのぐらい高いのか

違法な貸付を行っている闇金の存在は知っていても、実際どの程度高い金利で貸付を行っているのかを知っている人はあまりいないでしょう。

 

闇金(ヤミ金)は違法な貸付を行っている貸金業者のことで、法外な利子を請求したり、過剰な取り立てを行ったりしています。また、法外な金利でなくても、都道府県への届け出を行っていない場合もヤミ金となります。

 

違法な貸金業者については、金融庁のホームページでも公開されています。明らかになっているだけでもかなりの数があります。

 

 

闇金の金利

法律上は、貸金業者の金利の上限は20%と決まっています。しかし、闇金の場合はそれを上回る金利を設定しています。年利40〜50%程度の金利としていると業者が多いという話です。

 

年利50%で50万円を1ヶ月借りた場合、
50万円×50%÷365日×30日=約2万円

となり、1月の利息は2万円になります。

 

一般的な消費者金融の金利18%で同じ金額を同じ期間借りると、
50万円×18%÷365×30日=約7300円
となり、金利は半分以下です。

 

闇金しか選択肢がないという人でない限り、自ら進んで闇金を使おうという人はいないと思いますが、合法な貸金業者にくらべて倍以上の金利を払うことになります。金利が高いだけでなく、取り立てや返済などのトラブルも発生しやすいです。

 

 

 

ここからは余談ですが、フィクションの中で語られる闇金の金利として、「トイチ」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
「トイチ」とは「10日で1割の利子」のことです。10日で10%の利子ですから、年利に直すと365%ということになります。

 

年利365%で50万円を1月借りるとすると、
50万円×365%÷365日×30日=15万円

 

流石にここまでの金利となると、利用する人もなかなかいないでしょう。

 

 

闇金の変化

最近では闇金の手口も変化しており、より巧妙になっています。

 

金利を20%より少し高い程度に設定して、利用しやすく見せかけ、闇金に対するハードルを下げようとしている業者もあります。

 

また、融資と見せかけた詐欺なども増えています。
スマートフォン契約し、その端末を転売した代金で融資を受けられる、と持ちかけられたが、結局端末代金分さえも十分に払ってもらえなかったという事件も報告されています。
スマートフォンを購入すれば、信用情報が書き換わり、新たに借り入れができるようになる、と説明されることもあるようです。
確かに携帯電話やスマートフォンの分割購入はローン契約であるため、信用情報に関わりがありますが、購入によって事故や異動の情報が消えることはありません。そもそも、信用情報に事故・異動の情報がある場合、分割購入自体が困難です。

 

闇金で違法な金利を取られるだけでなく、お金を取られるだけで融資さえなかったという事件も多いのです。

 

 

合法的な金利はどこまで

合法的な貸金業者の金利は、利息制限法によって上限が定められています。

 

上限は元金に応じて以下のように決められています。

・元金10万円未満:年利20%
・元金10万円以上100万円未満:年利18万円
・元金100万円以上:年利15%

 

中小規模の消費者金融では限度額を抑え、最高金利を20%としていることもありますが、大手消費者金融の多くは18%を最高金利としています。
銀行カードローンの場合はさらに金利が低いことが多く、14〜15%を最高金利とすることが多いです。

 

たとえ金利18%だとしても、30万円を1月借りれば約4400円の利息となります。決して安いといえる金額ではありません。
返済が長くなれば長くなるほど支払う利息も多くなるため、繰り上げ返済を活用し、できるだけ短期間で返済を終わらせることが大切です。

 

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